未だ買い手がつかず

2013年９月で、その役目を終えたゴールドコースト最大の公的医療機関、Gold Coast Hospitalの解体工事がほぼ完了しようとしている。車で通るたびに解体工事は進み、先週末には小さなユニット一棟ほどの残骸を残すのみとなっていた。
古くからビジネスの中心地であり、近年注目の再開発エリアであるサウスポートで、これだけの広大な跡地がいったいどう生まれ変わるのか、市民なら誰でも気になるところだが、売主である州政府筋の情報によると、未だ買い手のめどがたっていないというらしい。
総面積3.4ヘクタールの敷地は、昨年９月からExpressions of Interest（競争入札）により買い手が募られてはいるが、これまでに複数のデベロッパーが名乗りを上げたがいずれも妥当とされる金額には程遠いものであったという。地元不動産業者によると、同地区の過去の販売価格から試算すれば、$40~$60 milion（約36~54億円）になるという。
州政府の発表では、オファーは現在も審議中で有り、売却の期限は定めらていないという。入札は国内及び国外からも対象で、3.4ヘクタール一一括あるいは、３区画での区画割りとなるらしい。