ゴールドコースト不動産基本情報

1)クイーンズランド州権利書の無効化
この10月1日から、権利書という存在自体が無効となります。
詳しくはこちらをご覧ください。


2)外国人居住物件の空室罰金について
これは、オーストラリア全州に該当するもので、以前もニュースレターでご案内しましたが、再度、アップデート情報もこちらに記載しておりますのでご参考ください。

弊社取引先のブリース洋子公認会計士事務所さんが作成してくれました
オーストラリアで不動案を購入する時の税金の基礎知識です

オーストラリアで不動産を購入する知っておきたい知識

2018年7月1日より適用される税法で、QLD州歳入省は外国人による不動産購入時の印紙税おいて、通常の印紙税にプラス追加で、物件価格の 7% (現状は3%)を追加課税することになりました。

Additional Foreign Acquirer Duty (AFAD) 外国人取得税(特別印紙税・外国人サーチャージ)と呼ばれ、現状の3%から7%に増税されます。

〇例えば外国人が、50万ドルの物件を購入する場合、

印紙税      $15,925.00

AFAD(7%)   $35,000.00      合計 $50,925.00 となります。

ただこれは既に、VIC州で7%、NSW州で8%課税されてるもので、それに追随した税法改正のようです。

2016年から2017年にかけて、外国人の不動産購入や保有について、法改正・追加が行われていますので、以下の点に特にご注意ください。詳細につきましては、弁護士や会計士などの専門家にご確認ください。

外国人取得税(Additional foreign acquirer duty <AFAD>

2016年10月1日から適用

永住権を所持していない外国人(日本人含む)が、オーストラリア国内で物件を購入する場合、通常の印紙税 にプラス 3%の特別印紙税が課せられます。

空屋罰金(Annual Vacancy Charge)

2017年5月9日以降に、FIRB(外資審議会)に申請して物件を購入した外国人(日本人含む)が該当(それ以前に購入した場合は該当しません)

これは、12ヵ月間のうち合算して家を6カ月以上空き家にした場合に課せられる罰金で、条件を満たさなかった場合は、毎年オーストラリア国税局(ATO)に罰金の支払いが必要になります。

罰金額:FIRB(外資審議会)への申請費用と同額

FIRB (Foreign Investment Review Board:外資審議会)の申請費用

2017年7月1日から適用

永住権を所持していない外国人(日本人含む)が、オーストラリア国内で新築物件を購入する場合、FIRB(外資審議会)に申請して購入の承諾を得る必要があります。(ゴールドコーストの場合、ITR指定(総合観光リゾート)を受けたサンクチュアリーコーブ・ホープアイランド・ロイヤルパインズリゾートを除く)

FIRB申請費用:物件価格により異なります

~$1,000,000まで       $5,500

$1,000,000 ~$1,999,999               $11,100

$2,000,000 ~$2,999,999               $22,300

$3,000,000 ~$3,999,999               $33,400

*実際の申請手続きは、弁護士などが代行してくれます。

源泉徴収税(Foreign Resident Capital Gain Withholdings <FRCGW>

2017年7月1日から適用

物件(更地・居住・商業物件)の売買価格が$750,000以上の場合、買主が購入金額の12.5%を源泉徴収税として徴収し(決済額から差し引く)、ATO(豪州国税局)に納税します。

売主が、Clearance Certificate(この証明書を取得できるのは基本的に豪州納税者で、キャピタルゲイン税の支払義務がないという書類)を決済前に買主へ提出すれば源泉徴収の必要はありません。

買主が源泉徴収してATOに納税した場合、売主はATOに対して税務申告をして、納税分の還付を受けます。(但し、ATOにより納税義務が発生する場合もあります)

Clearance Certificateの申請は、約28日間必要になるので、物件売却を検討される売主は、早めの申請が必要です。(弁護士または会計士に依頼)

*譲渡する場合も同様(この場合、マーケットプライスが適応される)

土地税(Absentees for land tax

2017年7月1日から適用

オーストラリアの非居住者に対して、保有する土地評価額が、$350,000を超える場合は1.5%(17-18年度)の土地税が徴収されます。

*非居住者とは6月30日時点で、オーストラリアに居住していない場合や、6カ月以上不在にしてい る人が対象

 

ゴールドコーストは、平均気温が24度と理想的な気候に恵まれ、地震の心配もなく、自然とシティライフがバランスよく楽しめる楽園です。

まず、ここではゴールドコーストの物件の種類についてご説明致します。

日本と同様にマンション・一戸建てタイプが主流ですが、連棟式タウンハウスの住宅も数多く見られ、立地条件は当然のことながら、豪州においてはその住宅から望める眺望が資産価値に対して大きな影響を与えます。

 

1) ウォーターフロント・・           文字通り、海・川・運河・湖などに隣接した立地

2) ゴルフコースフロント・・        ゴルフコースに隣接した立地

3) ドライ・・・・・・・               一般の住宅地内などの立地

 

下表の住宅と上記の立地条件の組み合わせにより、それぞれ資産価値が異なってきます。

 

物件の種類 読み方 意味
1)UNIT ユニット 日本で言うマンション
 (Condominium) (コンドミニアム) * 同上
 (FLAT) (フラット) * 同上
  HIGH RISE ハイライズ 高層マンション
  LOWRISE

 

ローライズ

 

低層マンション

 

2)HOUSE ハウス 一軒家
 (Free Standing House)

 

(フリースタンディング)

 

(日本で言う一戸建て)

 

3)DUPLEX デュプレックス 2戸1棟の住宅        (一部の壁を共有している)
4)TOWNHOUSE タウンハウス 1~2階建の連棟式集合住宅  (1階が駐車場の3階建もある)
5)VILLA ヴィラ 平屋の連棟式集合住宅

 

  • 豪州は移動手段が車なので、ほとんどの住宅に 駐車スペースが1台以上ついています。

*最近のユニットは、たまに駐車場がついていない場合もありますので要注意です。

  • 数戸から数十戸の集合体(コンプレックス)型の住宅になると、共用の入口にセキュリティーゲート(電動式のオートゲート)がついていたり、ほとんどの集合体においては共用のプール・ バーベキューエリアがついているので利用価値は高くなりますが、反面共用部分の管理費等の維持費が発生致します。

 

 

ゴールドコーストの不動産購入基本チェックリスト

買いテク1           居住か時期によって運用か?

買いテク2           予算を決める

買いテク3           ライフスタイルを考える

買いテク4           購入可能な物件を知る

買いテク5           現地の環境を知る

買いテク6           運用・売却を見越して購入する

買いテク7           諸経費・維持費を忘れずにチェックする

買いテク8           契約・支払いは慎重に行う

買いテク9           資産相続には遺言書を作成する

買いテク10         その道のプロをうまく使う

 

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