オピック”知っ得情報” 2019年4月号
ブリスベン”新”サービス!
ブリスベン中心部で“電動スクーター”のシェアリングサービスが始まっています。ホームページから、専用アプリをダウンロードして利用します。
有料ですが便利な乗り物です。ホームページ:https://www.li.me/electric-scooter
1.豪州経済、横ばい・・下落の気配 ?
モリソン首相は4月11日、連邦議会下院を解散して5月18日に総選挙を実施すると発表しました。選挙戦では税や気候変動、社会的不平等などが争点となる見通しで、モリソン首相率いる自由党と国民党による保守連合は少数与党政権となっており、議席の上積みが課題になりますが、世論調査では野党労働党が保守連合を大きくリードしています。一方、NSW州の州議会選挙が3月23日に行われ、自由党が政権を維持しました。
豪中央銀行(RBA)総裁は豪経済の全体像として、「各指標は豪州経済が2018年後半に減速したことを示しているが、2019年は、家計所得の伸び悩みに伴う個人消費への影響や、住宅価格の下落など不安要素はあるものの、設備投資増や公共インフラ支出増、雇用増に支えられ、3%程度で成長する見込み」とコメントしました。反面、4月12日には「失業率の上昇あるいは不動産価格のさらなる急落によって減速している国内経済へのリスクが高まる可能性がある」とも警告するコメントを発表しました。
住宅産業協会の調査で今年3月も集合住宅建設数が減少し、12カ月連続で減少、住宅建設の契約数も8カ月連続で減少していることが明らかになり、不動産市場の減速傾向が伺えます。
2019年1月 | 戸建中間価格($) | 前年比(%) | アパート中間価格($) | 前年比(%) |
シドニー | 955,000 | -6.5 | 720,000 | -4.9 |
メルボルン | 737,000 | -1.9 | 550,000 | -0.4 |
ブリスベン | 530,000 | 0.3 | 390,000 | -0.5 |
2. 日本からの渡航者数5年連続プラス成長!
豪州政府観光局は、2018年1月~12月までの通年でオーストラリアへの日本人渡航者が7.9%増469,200人になったと発表し、45万人超えは10年ぶりとのことです。
3.QLD州・絵文字のナンバープレート解禁!
QLD州のナンバープレートに3月1日から絵文字が使えるようになりました。使える絵文字は「大笑い」「ウィンク」「サングラス」「目がハート」「スマイル」の5種類のうちいずれか1つです。ナンバープレートにはアルファベット3文字と数字2文字を組み合わせた番号を表示する必要があり絵文字を追加する手数料は、最も高いもので500ドル(約4万円)です。
4.新元号「令和」で「REIWA」にアクセス殺到!
新元号が「令和」に決まったのを受けて、オーストラリア・パースの西オーストラリア不動産協会 「REIWA (The Real Estate Institute of Western Australia)」のウェブサイトへアクセスが殺到しており、同協会は日本をはじめ海外からの投資が期待できるとして「エープリルフールの冗談ではなく、不動産市場にとってありがたいこと」と歓迎しています。ちなみにアクセスの7割が日本からだそうです。