オピック”知っ得情報8月号”
オーストラリアは、東京オリンピックで金メダル数17・総メダル数58で、ともにランキング6位で大健闘でした。2032年のブリスベン大会開催が楽しみです。ただ帰国のJAL便で一部の選手が大騒ぎして迷惑をかけ、こちらは厳しい処分です。
さて、コロナ感染をうまく抑制してきたオーストラリアですが、最近はシドニーで「デルタ株」が猛威を振るい、10日には343人の新規感染が報告され、過去最高を記録。既に6週間にわたってロックダウンが実施されており500万人強が影響を受けています。
東京オリンピックが無事に閉幕し、オーストラリアの選手も続々と帰国し14日間の隔離に入っていますが、南オーストラリア州政府はシドニー経由でアデレードなどの州内に戻る選手に、追加で14日間の隔離を義務付け、合計28日間となる異例の隔離期間に国内外から批判が出ていますが、南オーストラリア州政府は断固政策を貫いています。
また、首都キャンベラでは、帰国者ではない陽性者が1年ぶりに1人確認されたことを受け、12日午後5時から1週間のロックダウンが実施されています。
8月24日からはいよいよ、“東京パラリンピック”開幕ですね。オーストラリアからも有望な選手が多数参加しますので、楽しみです。日本とオーストラリア両国の応援に大忙しです。
1.オーストラリア経済 ☛⤴⤴
豪中銀(RBA)は3日、予想通り政策金利を過去最低の0.10%で据え置き、インフレ率が2.0-3.0%の目標範囲内に持続的に収まるまでキャッシュレートは引き上げない方針を改めて表明し、2024年までこの利上げ条件が満たされることはないとの見方を示しました。
6月の失業率は、4.9%(5月5.1%)に低下。
大手銀行調べの7月の”企業信頼感”は、マイナス8 (昨年9月以来初のマイナス) となり、前月から大幅に19ポイント低下。”企業景況感”指数も低下し7月は東部3州でロックダウンが実施されるなど、特に長引くNSW州が減退となりました。
●オーストラリア通信最大手テルストラは、国内に約1万5千台ある全ての公衆電話の国内通話を無料にしたと発表しました。500万豪ドル(約4億円)以上の減収となりますが、貧困層やドメスティックバイオレンス被害者が社会的に孤立しないよう通信手段を提供するとしています。
●ウエストパック銀行は、生命保険部門を”第一生命ホールディングス”の豪子会社TALに9億豪ドル(約730億円)での売却に合意しました。ウエストパック銀行は今後、融資に注力します。
●連保政府が示した4段階の復興計画によりますと、第3段階である全人口の80%が2回のワクチン接種を終えるのは、来年までかかると予想され、そこでも更に国境開放を見送り、大部分の国との国境開放は、来年7月以降になるという見方を示しました。現在はまだ”第1段階”です。
キリンホールディングス傘下オーストラリアの醸造大手ライオンが「キリン一番搾り」をタスマニア州で生産し、オーストラリアとニュージーランドで販売することになりました。アサヒ「スーパードライ」に続き、ビール好きにはうれしいニュースです。
2.2032年夏季オリンピック開催地–ブリスベン決定!!
夏のオリンピック・パラリンピック開催地が、2024年パリ・2028年ロサンゼルスに続き、2032年QLD州ブリスベンに決まりました。一部の競技がサンシャインコーストやゴールドコーストでも開催される予定ですので、今から開催が楽しみですね。
3.IATAトラベルパスの必要性–カンタス航空 💉
カンタス航空は、国際線のフライトが通常通りに戻った際に、デジタルパス”IATA Travel Pass”を導入すると発表しました。カンタスとジェットスターのフライトが対象になり、アプリを使用しない乗客は、搭乗当日にワクチン接種の有無やコロナ検査結果を書面で提示することが必要になることが予想されます。
4. 美味しい日本の“スフレ”が味わえる‐”RAIJIN” Cafe!!
パームビーチにフワフワ“スフレ・パンケーキ”が楽しめるカフェが登場。その名も“RAIJIN”朝食やデザート・ランチも楽しめ、多彩な組み合わせのスフレやオムライスなど、日本のお味が楽しめます。
Address:Shop7/Fifth Ave, Palm Beach QLD 4221 毎日朝8:00から夕方16:00までの営業