オピック”知っ得情報” 2018年2月号
“あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます”
2018年最初の“知っ得”情報です。新年良いスタートダッシュが切れていますか?3月15日に開催される “F1オーストラリア・メルボルン・グランプリ”から、スタート前に選手名のボードを掲げるなどしていた「グリッド・ガール」が廃止になります。今日の道徳規範では性差別的で時代遅れだと多くの人々からみなされているのが理由だそうです。
1.豪州経済、まだ横ばい気配 ⇒→??
5日に公表された世論調査で、オーストラリアのターンブル首相の支持率がほぼ10カ月ぶりの高水準となりました。議員の二重国籍問題に直面している政権にとって、早期の選挙実施に追い風のようです。2党間支持率では、ターンブル首相率いる自由党と国民党による与党連合の支持率は48%と、野党労働党の52%を下回りましたが、支持率の差は2017年4月以来の小ささとなりました。
オーストラリア連邦統計局が発表した第4・四半期の消費者物価指数(CPI)統計では、インフレ率が豪準備銀行(中央銀行)の目標を依然下回る1.8%にとどまり、これを受け市場では、利上げは当面ないとの見方が一段と強まっています。12月の失業率は、11月の5.4%から若干悪化し5.5%となっています。
また、12月の住宅建設許可件数は、予想の7.6%減を大幅に下回る前月比20%減で、前年同月比では5.5%減となっています。大きな要因は、一戸建て住宅以外の許可件数が大幅の39.2%減となり、特に首都圏が35.0%減になっています。住宅関連業界は、まだ低迷が続くことを示唆しています。
一方、2017年下半期(7-12月)の国内主要都市のオフィス空室率は9.6%で、10.2%だった同年上半期(1-6月)から低下しました。2大都市シドニーとメルボルンのオフィス需要は伸びているようです。
2. “ハーレーダビッドソン” アデレード・ホイール工場撤退へ!!
豪州国内の自動車業界再編に続き、米二輪車メーカーの「ハーレーダビッドソン」が、アデレード郊外のホイール工場「ニュー・キャスタロイ」を世界的な事業再編の一環として、2019年に閉鎖することが分かりました。同社の米国市場での販売台数は6年連続で落ち込んでいることも原因のようです。
3.“仮想通貨の課税”について・・豪国税庁(ATO)!!
日本でも話題の仮想通貨ですが、豪国税庁(ATO)は、ビットコイン、リップル、イーサリアムなどの仮想通貨(デジタル通貨、暗号通貨)を財産の一種とみなし、その売却利益に課税する方針のようです。ATOの広報担当官は、「ビットコイン売却で得られた金銭的利益はキャピタル・ゲイン税(CGT)の対象になり、ATOに申告しなければならない」と発表していますが、仮想通貨が新しい概念であるためまだグレーゾーンが残っており、関係各所の判断を待つ必要があるようです。
4.サウスポートに“しゃぶしゃぶ・みそ鍋”専門店“和囲和囲(WAIWAI)” オープン!!
お肉が選べておいしい“しゃぶしゃぶ屋さん”がネラングストリートのブロードウォーター寄りにオープン。食べ放題の鍋料理がおつまみもついて33ドルプレミアムなお肉は55ドル。ランチもトンカツ・から揚げなど充実のメニューです。